自分は将来どのような仕事に就けばいいのだろう・・?
小さい頃から夢を持っている人がいる一方、高校生や大学生になっても自分のやりたいことが見つからない人も少なくはありません。
確かにやりたい仕事と言われても、中々パッとは思いつきませんよね。
そこで本記事では、やりたい仕事の見つけ方を解説いたします。
現在進路に悩んでいる方は、参考にしてみてください。
やりたい仕事が見つからない人の特徴
やりたい仕事が見つからない人には、共通の特徴がみられます。
本記事では、4つの原因をまとめました。
仕事の種類を把握できていない
意外にありがちなのが仕事の種類を把握していないことです。
例えば、一般的に有名な製造業や事務職、販売職しか知らないといった感じですね。
しかし、仕事というのは世の中たくさん存在します。
例えば、コンサルタント、イベントスタッフ、インストラクター、CADオペレーターなど、挙げ出したらキリがありません。
色々な仕事があるのを知れば選択肢が広まり、やりたいことも見つかりやすくなります。
将来の道が1つしかないと思っている
「就職は一度きり。会社を辞めたらその後の人生は転落」的な考えをしている人もいるのではないでしょうか?
「チャンスは一度しかない」という考えからプレッシャーを抱えてしまい、逆にやりたい仕事が決められなくなりがちです。
しかし、単刀直入に申しますと、チャンスが一度きりなんてことはありません。
失敗してもやり直すチャンスはいくらでもあります。
ましてや若い時ならなおさらではないでしょうか。
一番いけないのは、失敗を恐れて行動しないことです。
人生長いので、もちろん失敗することはあるでしょう。
ただ、失敗したならまた挑戦すればいいのです。
「将来の道は1つしかない」と考えているようでしたら、その考え方を変える必要があります。
自分のことを詳しく把握できていない
やりたい仕事を見つけるには、自分自身のことをきちんと理解する必要があります。
なぜなら、自分自身を理解していないと、どういった仕事が合うのか分からないからです。
自分自身を理解しろと言われても、具体的にどうすればいいのでしょうか?
そこでおすすめの方法が自己分析を行うことです。
「自分はどういったことが得意なのか?」、「どういうものが苦手なのか?」など、自分を深掘りしてみましょう。
これらに関しましては、後述する「学校では教えてくれない?やりたい仕事を見つける方法」でも解説いたします。
やりたいことが多すぎる
やりたいことはあるけど、それが多すぎると逆に何から手を付けていけばいいかが分からなくなります。
例えば、「スーツを着るのに憧れているけど、車の部品を製造する仕事や接客業もやってみたい」という感じですね。
ただ、人間の体は1つしかないので、最後は1つに絞る必要があります。
やりたいことが多いときは、優先順位を付けていきましょう。
「スーツよりも車の部品の製造に携わりたい!」であれば、製造業を第一候補にできますよね。
何が一番重要なのかをハッキリさせることで、やりたい仕事を絞り込めるようになります。
学校では教えてくれない?やりたい仕事を見つける方法
かつて筆者が高校時代の頃、先生にこんな質問をしたことがあります。
「自分はどのような仕事に就けばいいのでしょうか?」
そして、先生はこう答えました。
「それはお前がやりたいことをやるんだよ」・・と。
しかし、筆者からすれば、そのやりたいことが分からないから困っていたのです。
結局、やりたいことが見つからないまま、ズルズルと引きずってしまいました。
現在は紆余曲折あって自分のやりたい仕事に出会えましたが、それまでの時間が無駄であったと感じる時がしばしばあります。
本記事をご覧いただいているあなたには、筆者と同じようにならないためにも、学生の内からやりたいことを明確にしていきましょう。
本段落では、やりたい仕事を見つけるためのポイントをまとめました。
興味のあることや得意なことをピックアップする
何の仕事がやりたいかは別に、自分に興味のあることや得意なことをピックアップしてみましょう。
例えば、「モノづくりに興味がある」、「人と話すことが好き」など、大まかにピックアップする形で大丈夫です。
すると、少しずつ答えが見えてきます。
「モノづくりに興味があるなら製造業」、「人と話すことが好きなら接客業」といった感じで、普段の興味や自分の強みからやりたい仕事が見えてきます。
絶対にやりたくない仕事をピックアップする
先ほど話した内容とは逆に、「これは絶対にやりたくない」ということもピックアップしましょう。
例えば、「荷物運びは苦手だから、工場には就きたくない」といった感じです。
やりたいこととやりたくないことをピックアップすることで、選択肢が絞れるようになります。
仕事を知る
原因でも解説した通り、仕事の種類を知らないことには選択肢に入れようがありません。
仕事の種類は、あなたが思う以上に世の中たくさん存在します。
例えば、ネット上で探すのなら「職種 一覧」や「仕事の種類」などのキーワードを入力するだけで出てきます。
簡単に分かる時代なので、時間があるときに調べてみてください。
適職検査を受けてみる
自己分析が上手くできない人は、適職検査を受けてみるのも1つの手です。
適職検査では客観的にあなたを評価し、細かい分析に基づいて適職をアドバイスしてくれます。
もちろん、適職検査が絶対とは限りませんが、1つの参考として受けてみる価値はあります。
自分が本当に求めているものをハッキリさせる
やりたい仕事がない人によく見られるのが、待遇だけで判断してしまうことです。
例えば、「高収入の会社に就ければいい」、「休みがたくさんあればいい」という感じですね。
もちろん仕事を決める上で、待遇を意識することも1つのポイントです。
しかし、待遇ばかりに囚われても、仕事が合わないと長続きしない可能性が出てきます。
「自分が仕事をしていて本当に幸せなことは何なのか?」
例えば、「プロジェクトが完了したときの達成感」、「人から”ありがとう”と言われるのが嬉しい」など、あなたにとっての幸せがハッキリすれば、広い視点を持って仕事を探せるのではないでしょうか。
まとめ
やりたい仕事の見つけ方を聞いても、すぐには決まらないでしょう。
しかし、すぐに決まらなくて大丈夫です。
時間が掛かってもいいので、やりたい仕事を見つけられるように努めていきましょう。
将来に関することなので不安はあるかもしれませんが、本記事でお話した内容を参考に最初の一歩を踏み出していただければ幸いです。