自己紹介
『好き・得意で人の役に立つ』をモットーに大手自動車サプライヤーに新卒で就職し、自動運転車エンジニアとして日々奮闘している三河乃風と申します!
新卒時に獲得した内定数は5社(大手1社、ITベンチャー4社)です。
当時はイケイケのベンチャー企業に入社したいと考えていたので、自社開発を行なっているITベンチャー企業を中心に10社以上受けました。
ITベンチャー企業の新卒内定倍率は高いと50倍にも登り、その中で内定を頂き貴重な内定を数社からいただくことができました。
ちなみに、実は先日、第二新卒として自動車メーカーに転職が決まりました☺
私は就活初期、一切内定もらえませんでした。
初めての企業では福利厚生のことをゴリ押ししてしまい、面接官の方から怒られた所から始まりました😅
おまけに、大学では1年留年しておりました。
当時は逆オファーを貰える就活サイトに登録しており、そこでたまたま就職エージェントの方からコンタクトがあり相談にのってもらった後、内定を4/5社からいただくことができました。
自分自身を通して内定の出る人、出ない人の違いを体感しました(*_*)
この記事では、就活で内定をもらう極意を伝授したいと思います。
【内定をもらう】大事な4つのこと
内定をもらうために大事なことは4つあります。
- 伝える力(結論+具体例を用いた話法)
- 面接とは会話だ。プレゼンではない。
- 自己分析と言語化能力
- 企業情報の熟知
面接の極意(内定を出したくなる人、そうではない人の違い)
結論で述べた通り、内定を掴むために必要なものは4つです。
順番に解説していきます😁
そして最後に「なぜ競合他社でなくうちなのですか?」という質問に対しての具体例を示したいと思います。
①伝える力(結論+具体例を用いた話法)
話を伝えるとき次の順序で話します。
結論→根拠となる具体例。
この根拠となっている理論が、『アサーティブ交渉術』です。
アサーティブ交渉術によると、1対1のコミュニケーションの場合、人間の集中力が100%発揮されている時間は45秒間。
その後徐々に集中力が低下し、90秒で0%になるそうです😉
つまり、面接官の集中力があるうちに抽象的でも良いので自分の言いたいことを短く伝えること。
イメージで言うと相手に本の見出しを伝えます。
そして、見出しを補足説明した後、その根拠となる具体例を織り込みます。
具体例を伝えることで、より見出しが説得力をもちますからね。
②面接とは会話だ!プレゼンではない。
よく勘違いされがちなのが、面接はプレゼンであるという考え方。
自分という商品を売り込もうと意識するあまり、一方的に話す『プレゼン』になりがちです。
恋愛でも、一方的に話をする相手と食事してもいい気持ちはしませんよね?
私の周りの友人たちの中では『聞き上手』の人がモテています😍
それと同じで面接でも会話することを意識しましょう。
一方的に話すのではなく、面接官との会話を意識して下さい。
以前は、就職のプロに相談する前はプレゼンになっていました。
相談後は、会話を意識することで面接官の心を掴むことに成功しました。
しっかり準備できたので、全部伝えたいかもしれませんが我慢しましょう。
見出しで止めて面接官の興味を引き出しましょう😊
③自己分析と言語化能力
自分の性格を伝える、言語化する、場合によっては企業に合わせるためにしっかりと自己分析しましょう。
面接において、最も面接官が見たいのはその人が自分の会社にマッチしているかです。
恋愛も性格や気質など根本的にマッチしていないと長続きしませんね😅
自己分析に学校から配られる、所謂、自己分析シートは必要ありません。
- 自分がワクワクすることは何か?
- やっていても苦にならないものは何か?
- 得意なことは何か?
- 苦手なことは何か?
そして、それを言語化しましょう😝
わからなければ、恋人や友人、家族など身近な人に聞きましょう。
就職エージェントの人や得意とする人に相談することです。
客観的に自分の性格や強みを言語化してくれますよ。
ちなみに、私も学生さんを客観的な目線で性格や強みを言語化するのが得意なのでいつでも相談くださいね!
私のお気に入りのインスタグラマーがいますが、彼は自分で洋服をプロデュースしています。
そんな彼はデザインの作り方やツールの使い方、理論がいっさい分かっていないそうです。
自分の弱みは知識のなさ、自分の強みは作りたい服のイメージを伝えることだそうです。
そして、その強みを活かして職人さんにイメージを伝えることでそれが形となり、多くの人にヒットしています。
今ではインスタグラムのフォロワー12万人、車はベンツとマセラティーに乗っています。
まさに、自己分析して自分の弱みを補強し、強みを活かした結果ですね☺
自己分析して自分のことを言語化できたら、あとはそれを企業の欲しい人物像と照らし合わせて伝えるだけです。
時と場合によっては、伝え方や表現の仕方をカスタマイズします。
④企業情報の熟知
面接でその企業で就職したいという想いを伝えるためには、1でも説明した通り『根拠となる具体例」が必要です。
そして内定の鍵は、どれだけ相手のことを知っているかです。
友人同士でも、「〜君(さん)の〜がすごいと思うんだよねー」と他の人が着眼しないような所を褒めてくれたら嬉しいですよね!
そこで必要なのが企業について端々まで知ること、つまりリサーチです🔍
通常、多くの人はGoogleなどの検索窓から検索すると思いますが、他の人と同じことをしていては同じ情報しか手に入れることができませんよね?
私の場合は、その多くの情報はYouTubeとFaceBookを使って集めました。
YouTubeには多くの動画が上がっています📺
必ず受ける会社の情報や商品に関するレビュー動画が載っていると思います。
それこそが、大事な情報で商品ならユーザー声が聞けます。
また、担当者が話す開発秘話や裏話について話している動画も存在します。
自分よりも多くの情報を持った多くの人から情報収集しましょう。
自分だけでは知り得なかった貴重な情報に出会う可能性大です。
そしてその情報を面接で話すことで「そんなことまで知っていて、本気でうちの会社に入りたいんだな」と印象を植え付けることができます。
他の就活生では知り得ない情報を伝えて周りとの差をつけましょう!
面接の準備
上述した面接の極意を実践するために以下の2点準備しましょう。
- 自己分析
- 企業情報の収集
ここでは、簡潔に準備方法を具体的に解説をしていきます。
①自己分析
自己分析の方法として2つ。
- 自分との対話
- 身近な人に聞く
自分との対話
- 何をする時にワクワクするのか?
- 苦にならずにできることは何か?
- 今まで何で結果を出したか?
自分に問いかけてみましょう✍
身近な人に聞く
友人などに自分の性格について尋ねてみましょう。
『身近な人に聞く』はその名の通り友人などに自分の性格について尋ねてみましょう。
客観的に見た自分の姿を話してくれます😄
私の場合は『できる=好き』に繋がっていることが分かり、今までもその『好き』で結果を出してきました。
そして、その好きで人を喜ばせたりするのが、幸せに感じることが分かりました。
友人が言うには、この『好き』な分野では、私の集中力は異常なようです。
最終的に導き出した結論が『自分の好き・得意で人の役に立つ』です。
あとは、これを企業の扱っている領域や製品に合わせて面接で伝えると一本に軸ができ、一貫性を持って話をすることができます。
②企業情報の収集
選考企業の製品やサービス、中の人を調べましょう。
扱っている製品は独占企業でない限り、競合製品やサービスが存在します。
YouTubeでは、その競合製品の違いを説明している動画なども多く存在するのでおすすめの収集方法です。
他には、先輩や友人にそこで働いている人はいないか聞いてみましょう。
世の中狭いもので意外とすぐにその企業の中の人とつながることができます。
それでもいなければ、FaceBookで検索してDMを送ってみるくらいの心持ちで😉
きちんと身元を説明すればなんとかなります。
面接について
面接の参考になるように、具体的な事例、面接官が納得する質問などを書いていきます✎
面接の参考事例
「なぜ競合他社ではなく、弊社なのですか?」
「御社を選ぶ理由は3つあります。それは『独創性』と『人間中心のシステム作り』と『御社の中の人』です」(ここで止めます。)
「最後の『御社の中の人』について詳しく教えて下さい」
「御社には中の人の意見も尊重する人が多くいます」
「実際に理論では説明できないことを採用するおおらかさがあります」
「御社の製品の〜の設計では〜というエンジニアの気づきで理論では説明できないものを採用して量産しています」
面接での逆質問
逆質問では意欲をアピールする最後のチャンスです!
逆質問の基本形は『調べた内容+質問』です。
調べただけでは分からない、内部の人しか知り得ない情報を聞き出すのがポイントです!
- 「〜という製品に関して、〜という機構は他社にはない機構ですが、どこからの発想ですか?」
- 「御社では〜(社風など)を重んじていますが、それが具現化されている活動はありますか?」
- 「御社の開発プロセスは〜という認識ですが、合っていますでしょうか?」
面接で聞かれた変わった質問
時々、面接官から変化球が飛んで来ることがあります。
焦らず落ち着いて、考える場合は「すみません、少し考えさせてもらっても大丈夫ですか?」と伝えれば大丈夫です。
- 「もし、どの企業にも入社できるとしたらどこがいい?」
- 「自分を動物で例えてみてください」
最後に
一番大事なのは『自分の考え+根拠(数値を折り込むとなお良い)』の基本形を守る。
面接官の質問に、根拠を伝えて回答することが大事です😉
皆さんも紹介した4つのポイントを抑えて自分の夢を掴んでください!!
私も学生さんの面接対策を、ココナラで手伝っているのでいつでも相談してくださいね!
この記事を書いた人
某国立大学を卒業後『自分の好き・得意で人の役に立つ』をモットーに大好きだった自動車の部品を作っている大手サプライヤーに就職。
その後1年半で大手自動車メーカーに第二新卒として転職。
夢は『自動車を通して、全ての人に家族や仲間との豊かな時間を提供すること』です。
twitter: @mikawanokaze3