新卒で入社した会社が合わずに辞めちゃったんだけど、転職活動を怠ってしまい気が付けば半年…。第二新卒とはいえ、ブランクが生じるのは危険ですよね?
会社を辞めた後、ひとくつろぎするつもりが長期間の無職生活になってしまう人も多いのではないでしょうか?
いざ転職活動を始めようとしても、数ヶ月~半年の空白期間を考えると少し不安になってしまいますよね。
そこで本記事では、こうしたブランク期間で悩まれている方に向けた対策方法を解説していきます。
第二新卒でも空白期間ができるのは危険な理由
第二新卒といえば、基本的に20代前半を指すと思います。若い人なら多少ブランクがあっても、大丈夫なのでは?
一般的に企業は若い人材ほど、積極的に採用しようとします。
しかし、だからといって空白期間が生じるのはNG。
なぜなら、長期期間の空白期間は、企業側があなたに不信感を抱く恐れがあるからです。
例えば、4ヶ月の空白期間がある場合、「何でこんなに仕事していないの?」や「この人は就業意欲が低いのでは?」といった風に捉えてしまいます。
こうしたネガティブに捉えられるという懸念点から、空白期間が生じるのは危険です。
第二新卒者向け!面接で空白期間について聞かれた時の面接の方法
このように、たとえ第二新卒であっても空白期間が生じるのは良くないです。
じゃあ、自分は二度と職に就くことができないのでしょうか?
安心して。あくまで不利になるだけであって、今後絶対に就職できない訳ではないから!
本当ですか?しかし、どうやって面接に臨めば…。
そこで本段落では、第二新卒の方が面接で空白期間について聞かれた場合の対処法を解説いたします。
嘘を付かない、正直に答える
ブランク期間を誤魔化すために、「アルバイトをやっていた」、「親の看病をしていた」など、嘘の理由を考えてしまう人も多いのではないでしょうか?
しかし、嘘を付く事だけは絶対にやってはいけません。
相手はこれまで多くの応募者を見てきた採用のプロで、下手な嘘は一瞬で見抜かれてしまいます。
中には質問を深掘りしてくる面接官もいて、そこで答えられないと怪しまれるでしょう。
また、仮に面接では誤魔化せても、入社手続きに必要な書類を書く時にバレる可能性も考えられます。
後のトラブルを考えると、正直に話すのが無難です。
もちろん、これらの理由が本当であれば大丈夫です!
空白期間をネガティブにしない
空白期間の理由を述べる際に、思わずネガティブな理由だけで留めてしまう人も多いでしょう。
しかし、正直に話してもネガティブな事だけを話されても、相手も良い思いはしません。
しかし、空白期間をポジティブにしろと言われましても…。
ここで言うポジティブというのは、自分にブランクがあった事を認めた上で、前に進もうという気持ちです。
過ぎてしまった事を変えることはできませんが、これからの事なら変えられます。
ブランク期間が起きた理由を話し、「どうして起きたのか?」、「これから起きないようにはどうすればいいのか?」と過程を詳しく伝えることで、前向きな考えである事を面接官から認められます。
では、例文を作ってみましたので見てみましょう。
「私は前職での人間関係によるトラブルが原因で、中々転職活動に踏み切ることができませんでした。しかし、今思うと自分はトラブルが起きても上司に相談しようとせず、1人で解決しようとばかり考えていました。これが結果的に自分を追い詰めてしまったので、以後同じ事が起きないように、何かあった際には人に頼る事を意識していきます。」
明るい声でハキハキと答える
「明るい人がいいか?暗い人がいいか?」と聞かれたら、恐らく大半の人は明るい人と答えるのではないでしょうか?
それは面接においても同じ事で、明るくハキハキと答えるだけでも、面接官から「この人はやる気があるんだな」という感じで、好印象に見てもらえます。
ただし、大きすぎる声も逆に騒がしい印象を与えてしまいます。
相手に聞こえるぐらいの適度な声量で話すようにしましょう。
チャレンジあるのみ!空白期間のない人でも受からないことはある
今回は空白期間をテーマに解説してきましたが、正直なところ、空白期間がない人でも中々受からないという事例はあります。
これは応募する企業の規模や業種にもよるのですが、空白期間の人だけが受からない訳ではないので、その点はご安心ください。
それに世の中、企業はごまんとあります。
諦めずに応募し続ければ、必ずあなたを受け入れてくれる企業と出会えます。
ですから、粘り強く頑張っていきましょう。
1人で転職活動を行っていける自信のない方は、転職エージェントを活用してみるのもアリですよ!
まとめ
ブランク期間は長くなればなるほど、転職活動で不利になります。
前職を辞めて数ヶ月~半年ぐらい経っている人は、なるべく早く行動することが大事です。
ただ、焦って決めてしまうのもよくありません。
急いで決めて自分に合わない職に就いても、長続きせずに再び退職する恐れがあります。
まずは行動に移し、その上で自分にマッチングしそうな職業を見つけていきましょう。